2010年01月30日

表彰式と脱イジメっ子

中学に入ってからの1年間は
いきなり不良グループに政権を握られ

「いじめる側」と「いじめられる側」
という2つの世界で暮らして来た僕にとって

S先輩との出会いは、僕の思考を大きく
変えるきっかけを与えてくれた。

当時、S先輩は超強面(コワモテ)で
有名な不良中の不良だったけど

小学校時の生徒会長立候補演説でかました
僕のボケをずっと覚えてくれていて

僕を見かけると

よっ 会長!!

と優しく声をかけてくれていた。

そんな姿を見たイジメっ子たちは

何でS先輩がオマエを知ってるんだ!?

と驚き、それ以来
僕を見る目が少し変わったのが分かった。

いじめられる側からすれば
それまでずっと、いじめる側は
恐くて強い存在でしかなかったけど

上には上の世界がある訳で

下から見ればいじめっ子も
上から見れば、臆病な部分も多々ある訳で

見る角度によって
見え方は大きく変わることを知った。

それまでずっと恐いとしか
思えなかった存在でも

よくよく付き合ってみると

先輩の前では超真面目であったり
女子の前ではシャイで
恥ずかしがりやだったりする面もあるもの。

そんなシャイな不良くんに対し
女友達の多かった僕は、彼のお気に入りの
女子を上手く引き合わす手助けをしてあげることで

クラスでNo1の不良くんの
ハートを見事にキャッチ!


以来、「イジメ特等席」という
それまでの「不動のポジション」から
徐々に変わって行くのが手に取る様に分かった。

これ、お前にあげるわ。

不良くんからもらったちょっと太目の
学生ズボンを履くことで
世界が大きく変わったことを今でも覚えている。

本当は僕自身、何も変わってはいない。

ただ服装と付き合う人が変わることで
周りの見る目が大きく変わるってことを
身を持って知った。

それ以来、ノートを破られることも
教科書に落書きをされることも
授業中にコンパスで背中を刺されることも
なくなった。

周りを変えるんじゃなくて
自分を変えることが
周りを変えて行くんだって思う。

晴れてイジメの世界からの脱出に成功。

ただイジメから開放されることと引き換えに
部活も辞め、不良グループの世界にどっぷりと
浸かることを余儀なくされてしまった。

類は友を呼ぶ

とはよく言ったもので

不良の友達は不良の先輩と仲が良いもので
常にややこしい話との格闘は付物。

そんなダーティーでデンジャラスな
僕のスクールライフを一変させる
とんでもないアクシデントがある日起こった。

それは
万引き防犯ポスターでの入賞。


やったな、森井!
おめでとう!!

嬉しそうに喜ぶ担任を横目に

そんなん絶対に有りえへん!!

昨日も万引きしたばっかりやのに
有りえへん!有りえへん!
そんな賞は謹んで辞退させて頂きます!!

と本気で思った。

だけど、そんな僕の気持ちとは裏腹に
全校生徒の前で表彰される羽目に。

壇上で全校生徒から拍手喝さいを受ける中

この賞状はお前の書いた素晴らしいポスターに
贈るのであって、お前の行動は全然関係ないから
何も気にすることはないない!!

必死にそう自分に言い聞かせるものの
やはり全校生徒を欺いている様で
何とも言えない複雑な気持ちにとても胸が痛み

賞状を手に自分の場所に戻る途中
二度と万引きはしないと心に誓った。

それを機に不良グループとの付き合いも縁を切り
ゲームセンターへの出入りもやめ
再度部活を始めることで、熱血スポーツ少年へと
変わって行った。

良かったのか、悪かったのかは
今でも分からないけど
あの表彰が僕のその後を大きく変えた様に思う。

これまでじゃない。
これからの僕を見てくれって。


































posted by Morii at 17:15| Comment(0) | 日記

2010年01月21日

中1 ランボー イジメからの脱出

中学に入ってからのボクの趣味は
それまで夢中だったガンプラや
ドッジボールなどと大きく変わって映画。

毎月発行されるロードショーとスクリーン
という映画雑誌を買うのがとても楽しみで

スターウォーズにエイリアン。
キングコングにE.T.と、たくさんの
映画をワクワクしながら観ました。

中でも特に印象に残っているのが
スタローン主演のランボーです。

当時、中学1年生の僕にとって
ベトナム帰還兵のランボーが
たった一人で1000人もの相手に一歩も引かず
理不尽に立ち向かうその姿に大きな感動を覚え

感動のあまり、思わず
3回も映画館に足を運ぶほどでした。

泣けなしのお金を使い、同じ映画を
3回も映画館まで観に行くのは
今でも過去最高だと思うので

そんな意味でも僕の中で「ランボー」が
ベストオブ映画かも知れません。

趣味だけでなく、いつも人を笑わせ
それまでクラスの人気者だった小学校生活に比べ
中学に入ってからの僕の生活は大きく一変しました。

僕が思い描いていたバラの様な中学生活とは
全く違い、そこはまさに弱肉強食の世界。

かつて経験したことのない
悪(イジメ)がはびこる暗黒の世界。

そう当時僕は
イジメられっ子でした。


ひと言で言えば運が悪かったのか?
クラスには筋金入りの不良がなんと3人も。

オーマイガー(涙)

クラスは主導権を握った3人を頂点に
いきなりピラミッドが作られ
暴力という名の下に誰一人逆らう者はいなかった。

ピラミッドを作るために毎日
重い石を運ばされる奴隷の様に
僕は登下校で皆のカバンを持たされる毎日。

気分が悪いと見せしめの様に
いつも誰かが殴られていた。

「可愛そう・・・」とは思いながらも
だけど誰も助けることはなく

明日は我が身と
みんな見ないフリをしていた。

僕もそんな勇気のない一人だった。

そんな毎日をかき消してくれるのが
映画館で過ごす一時の空間でした。

スクリーンに映し出される
ランボーの勇姿に

僕もあんな風に
強くなりてぇ〜!!


と強く思いました。

親にも先生にも相談出来ず
イジメの世界から抜け出すことは
本当に難しいもの。

確かにイジメは辛いことかも知れない。
ただ、イジメを辛いことにしか思えないと
突破口は見出せないと思う。

世の中に100%の善人がいない様に
100%の悪人もいないもの。

それは不良とて同じこと。

どんな人にも必ず良い面が
あることを忘れてはいけないと思う。

それを気付かせてくれた
ある先輩との貴重なエピソード。

ある日、いつもの様に学校帰りに
ゲームセンターでたむろしていると
他校の中3の不良に絡まれてしまいました。

オウ!
お前ら、外に出ろ!


いきなり外に連れ出され
殴られた上に、お金まで巻き上げられて

痛ててて・・
と半泣きで右頬を摩りながら
トボトボ歩いていると

超不良で有名な1コ上のS先輩が

シケタ顔してどうした?

と声をかけてくれた。

事情を説明すると

何だとっ!?



「あ」も「す」もなく
一直線にゲームセンターに。

どいつだ!?

あ、あの人です。

と、慌てて指をさすと

いきなりとび蹴りをかまし
髪の毛を引っ張って外に引きずり出し

先輩、もういいですって!!
っと思わず止めに入ってしまう程
ボコボコに返り討ちにしてくれました。

僕は一発殴られただけなのに・・・
この人はいったい何発殴られてんだ!?と
逆に悪いことをしてしまった気分でしたが

二度と俺達の学区内に入るんじゃねーぞ!
それと下のモンに手を出すんじゃねぇ!!
3年にもなって1年坊に手ぇ出してんじゃねぇぞ!?



めちゃめちゃカッコイイ
タンカを切ってくれ

ランボーや〜!!(涙)
と感激しました。

当時先輩は、有名な札付きの不良であり
学校的に見れば問題児だったのかも知れないけれど

僕はその瞬間
100%悪いヤツなんて
絶対にいないと思った。


恐くて、不良で、イジメっ子

そんな連中でも面白い面もあれば
優等生にはない男らしい面だってあるもの。

弁慶だって泣きどころがある訳ですし

不良だって、恥ずかしい面もあれば
臆病なところも、得意な面や苦手なところだって
きっとあるハズ。

そんな彼らのあらゆる面を見つけ出すことで

不良=悪いヤツ
不良=恐いヤツ

という先入観がなくなり
次第に話す内容や接し方が変わって行った。

人から悪口を言われる人は
その10倍の見方がいて


人からイジメられる人は
その100倍の見方がいるもの。


イジメられるのは
それだけ魅力があるって証拠!


相手を変えることは出来なくても
自分自身の考え方を変えてみることで
相手も変わって行くもの。

そんな風に思える様になったことで
いつしかイジメられっ子から友達に
変わって行った気がします。

大切なのは辛いことを
辛いことだけに捉えず

辛いと思えることの中から
何か1つでも楽しいことを見出すことが
出来るかどうかが大事なのではないかと思う。

そんな風に思える様になったのは
あと少しでクラス替えって頃で

それまでの毎日は学校に行くのが
本当に憂鬱で、人生の中でも
特に長い長い1年だった気がします。



posted by Morii at 07:09| Comment(0) | 日記

2010年01月11日

将来の夢

ある日の授業で
「将来の夢を書き出しましょう。」
という授業がありました。

野球の選手。
パイロット。
学校の先生。
警察官に消防士。

そんなたくさんの仕事が
書かれているのを見て

げげ!?
夢って仕事のことなの??


「やりたいことが夢」だと思っていたボクは
急に恥ずかしくなって、慌てて
すぐみんなと同じ様に、無難な
“プロ野球選手”に書き直しましたが

でもホントは野球なんてあまり好きじゃなく
プロ野球の選手には全然興味がありませんでした。

そんなボクの夢は
母校で講演会をすること。

まだ学生なのに母校での講演会だなんて
みんなに笑われそうで・・・
紙に書くことはもちろんのこと
1度も口にしたことがなかったけど

ホントはこれがボクの夢でした。

そんなことを思うきっかけを作ってくれたのは
当時、小学5年生のボクに衝撃的なインパクトを
与えてくれたある一人の大人との出会いが
きっかけとなりました。

ある日の全校集会でのこと。

全校集会のためにいつもの様に
体育館に集合させられ

また退屈な校長先生の話か〜
な〜んて思っていると

その日はいつもと違い
学校関係者ではない人の話でした。

先生でもない人が
いったいどんな話をしてくれるのかな?

と興味津々でいると

壇上に上がったその人は
こんな大勢の前でお話をさせてもらうのは
初めての経験なので、とても緊張しています。

と、少し緊張した面持ちで

お水を飲ませて頂きますね。

と持参していた水を口に含み
必死で緊張をほぐそうとしていました。

そんな緊張感が見ているボクにも
痛いほどに伝わり

大丈夫かな?
この人ちゃんと話せるのかな?


なんて子供ながらに心配してしまったことを
今でも覚えています。

今となっては、その人が
「とても緊張していた」
ということ以外

その人の名前も年齢も見た目も
何もかも覚えてはいませんが

話された内容だけは
今でもハッキリと覚えています。

それは人が生きて行く上で
「挨拶」と「字」が大切
というお話でした。


これから高校生や大学生になって
いつか大人になっても
挨拶と字は必ず必要となります。

何より
挨拶が大切な友達を作り
丁寧な字が信用を作ってくれます。


だから挨拶と丁寧な字だけは
これからずっと大切にして行って下さい。

それまでは「笑い」が友達を作り
ウソをつかないことが信用を作るものだと
思っていたボクにとって

「挨拶が友達を作り、丁寧な字が信用を作る」
というそのセリフに
ビビビー!!!
っという強い衝撃を覚えました。

いつか君たちが社会人として働く様になった時
大きな影響を与えるものが挨拶と字になります。

今の君たちには、まだちょっと早い話に
なるかも知れませんが

将来、会社で働かせてもらうためには
テストに受かる必要があります。

テストの成績がいつも悪かったボクは
げげぇ〜
大人になってもテストがあるの〜!!

なんて思ってしまいましたが

そんなボクの気持ちを見透かしてか

安心して下さいね!(笑)
テストと言っても国語や算数ではなく
履歴書と面接というテストです。

つまり
丁寧な字と元気な挨拶
ってことですね。

挨拶と字を書くことは
働くためにはもちろんのこと
働いてからも毎日必要なことであり

定年を向かえて、いつか君たちが
おじいちゃんやおばあちゃんになっても
ずっとずっと必要なものです。

だから良い人生を過ごすことが出来るかどうかは
丁寧な字と元気の良い挨拶が出来るかどうかに
かかって来ます。

君たちの中には
テストが苦手で勉強がキライな人もいるでしょう。
かけっこが遅い人も、泳げない人もいるでしょう。

だけど、元気の良い挨拶をすることと
丁寧な字を書くことが出来ない人は
一人もいないハズです。

間違えてはいけません。

出来ないことが問題ではなく

“出来るのにしていないこと”
が問題なのです。


出来ないことに自信を失くすのではなく
出来ることを精一杯やりましょう!!

「元気な挨拶」と「丁寧な字」を
大切にすることの中には
そんなメッセージが含まれているのです。

どうかこのことを忘れることなく
立派な大人になって行って下さい。


そんな話を聞くことで
子供ながらに
すげぇ〜 カッコイイー!!
という強いインパクトを受けました。

ヨシ!
将来ボクが大人になったら
この日のことを母校の生徒たちに
聞かせてあげよう!!

そう心に誓いました。

プロ野球の選手だけが夢じゃない!

夢なんて
スマートでカッコイイものじゃなく
笑われるくらいが丁度イイんだと思う。


そんなことを思いながらも
当時、恥ずかしくて誰にも伝えることのなかった
笑われそうなボクの夢は、今でも色あせてはいない。

posted by Morii at 20:00| Comment(0) | 日記

2010年01月08日

祝 小学校卒業!

初恋に友達とのケンカ。
親友が出来たこと。

サッカーを始めたこと。
少年サッカー伊勢大会で優勝出来たこと。

スカートめくりがバレて先生に怒られた時

「でもスカートの中はブルマを
履いていたからカンベンしてよ!」


って言い訳をしたら
2倍怒られてしまったこと。(笑)

6年E組でマンガ家デビューしたこと。

当時大流行していた西条秀樹のYMCAを
朝の全校集会で強行突破をしてやろうとしたら
直前にバレて後でこってり絞られてしまったこと・・

などなど。

小学校生活の思い出は
数え出したらキリがないくらい
たくさんあります。

ただ漠然と毎日がとても楽しく
風邪で休まなければいけない日などは
残念でならなかったことを今でも覚えています。

中でも一番の思い出は
尊敬する福田先生との出会い。

3年時の担任とは相性が合わなくて
すっごくキライな先生だっただけに
いっそう福田先生が良く思えました。(笑)

幸運にも4年〜6年という3年間もの間
担任をしてもらえたことは後のボクの人生に
大きな影響を与えてもらった気がします。

小学校を卒業して27年が経ちますが
今でもあの3年間はボクにとって
眩しい期間だったと思えます。

勉強も運動もそこそこのボクの個性は
お笑いしかありませんでした。

そんなボクの幼稚なボケに
イチイチ笑ってくれる先生が大好きでした。

もちろんクラスの友達らは
いつも笑ってくれましたが
大人から笑いを取れたということが
ボクにとって大きな自信となりました。

「授業とは
私語を慎み真面目に勉強するもの。」


2年時、3年時の先生には
全く通じなかったボクのボケでしたが

「授業とは
楽しく笑いながら学ぶもの。」


という気持ちが伝わったのか

くだらないボクのボケに
イチイチ笑ってくれることで

次第に失いかけていた「笑」への自信を
大きく取り戻せたことを今でも覚えています。

福田先生との出会いは
まさに水を得た魚の様に
ボケまくった3年間という記憶が
今でもずっと残っています。

あの頃のボクは
テストで100点を目指すことよりも
クラスで1番の笑いを取ることだけを目指していました。

優等生にはほど遠い
むしろ欠点だらけのボクの
わずかな長所を最大限に伸ばして
もらいました。

だから先生からは

欠点を指摘するのではなく
長所を伸ばすことが教育なんだってことを
学んだ気がします。


子供ながらに
この先生が担任でよかった〜
と、ずっと思っていました。

卒業して
いつかボクが大人になったら
今度は先生が

この生徒の担任でよかった〜

そんな風に思わせられる
生き方が出来ればいいな。

小学校を卒業する直前に
ふとそんなことを思った気持ちは

卒業してから27年の歳月が流れた今でも
ボクの中にしっかりと存在しています。










posted by Morii at 15:29| Comment(0) | 日記