2013年06月02日

バイオグラフィーBLOG 64

人生とは本当にわからないもので
たまたま始めたこの居酒屋でのバイトの
一番の収穫は、偶然、座敷で出会った旧友との
懐かしい再会だった。

ようやく仕事にも慣れ、いつもの様に
威勢よく生中を運んでいる僕の足が、
突然、誰かに

パシッ!

っと叩かれた。

一瞬、何で!?
何故いきなり叩かれるの!?

そう思いながら、足元に座っている
お客さんの顔に目を向けると

何とそれは
小中とずっと仲の良かった
友達との再会が待っていた。

おー!!久しぶりー!!!

何年振りだろう?

ホント、久しぶりの再会に
心から嬉しく思えたんだ。

両手いっぱいに生中を担いでいる
僕の足元の座敷に座り
額に汗して働いている僕の顔を
下から見上げながら

い、一体こんなトコで
何やっとんの!?

ま、まぁいろいろあってねぇ〜(苦笑)

それが、数年ぶりに再会した彼との
ファーストコンタクトだった。

全く予想だにしていない突然の再会に、
人生は、いつ・どこで・何が起こるかなんて
本当に分からないってことを僕は知ったんだ。

卒業後、数年間もの間
音信不通だったにも関わらず
この偶然の再会をきっかけに
その後、数年間にも渡る、長い長〜い付き合いが
スタートするとは、この時はまだ知るよしもなかった。

この時、僕は思ったんだ。

決して今日は
昨日の延長なんかじゃないってことを。

昨日までは全くなかったことが
今日にはあっさり起こってしまう。

それが「今日」なんだ。

今日という日を昨日の延長にしてしまえば
今日という日に奇跡(ミラクル)は起こらない。

たとえ、昨日は何も起こらなくても
今日こそは何かが起こるかも知れない。

それが、「今日」なんだ。

決して今日は、昨日の延長なんかじゃないんだ!

何だかんだあって結局、そう長くは続かなかった
居酒屋でのバイト。

ただ、ここで得たものは
接客技術でも、料理法でも、経営理論でもなく
間違いなく数年ぶりの再会を果たした彼との出会いだった。

時間にしてわずか1分。

ほんの一瞬の彼との出会いが
その後の僕の人生を大きく変えてくれたんだ。

良くも悪くも
人生とは出会いで大きく変わるもの。

だけど、ただ人と人が会うことを
「出会い」とは言わない。

人と人が会うことで
ドラマが始まることを
「出会い」ということを僕は知ったんだ。

一瞬の素晴らしき出会いが
一生ものの出会いに変わる。

バイトが終わり、速攻で
彼の部屋に飛び込んだ僕は
さっきまでの仕事の疲れもすっかり忘れ
朝が来るまで二人で語り合ったんだ。





posted by Morii at 19:17| 日記