2012年09月11日

バイオグラフィーBLOG 58

次々と湧き起って来る
いろんな感情と戦いながら、
この時、僕は感じたんだ。

もしかしたら本当のライバルは
自分の中にいる感情なんじゃないかって。

明日のことですら明日になってみないと
誰にも分からないハズなのに

「この先どうなるのだろう??」なんて
数年先の未来を思うたびに何とも言えない
「不安」が込み上げて来る。

そして何の問題も何のトラブルも
なさそうな人たちと比べるたびに

自分は何やってんだ!?と
焦ってしまう。

僕を苦しめているのは
他の誰でもなく、僕が生み出した
僕の感情なのかも知れない。

自分の思いとセットかのごとく
湧き起って来る感情は、ネガティブな思いに
比例してマイナスな感情を作り出していた。

そんな「焦り」や「不安」を感じることで
確かに精神的にはちょっと弱気だったけど

でも不思議と「怒り」だけは
湧き上がらなかったのが、せめてもの救いだった。

いや、正確には

怒りたくても怒れないって言うのが
ホントのところだったかも知れない。

だって失敗したのは
全て自分のせいなんだから。

誰が悪い訳じゃない。

友人、家族、お客さん。
僕の身の回りにいる全ての人は
本当に僕の成功を心から応援してくれていたんだ。

それなのに自分の未熟さやミステイクを棚に上げて
誰かのせいになんて出来る訳がなかった。

なぜ上手くいかなかったんだ?
どうして失敗したんだ?

そんな「怒り」は、これっぽっちも
湧き起ることはなく、

ただただ、申し訳ないって
気持ちでいっぱいだった。

だって上手くいかなったのは
あまりにも自分が未熟だったからだし

失敗したのは、見事なまでに
失敗すべきレールに乗っていたからに
他ならない。

なぜあの時、助けてくれなかったんだ?
よくも騙しやがって!

なんて気持ちは全然なかった。

だって助けてくれなっかたのは
自分が助けを求めなかったからだし

騙されたのは、騙されていることにも
気づいていなかったからに他ならない。

どう考えても悪いのは
全部自分だった。

そう思うことで「怒り」が湧き起るどころか
情けない、申し訳ないって気持ちでいっぱいだった。

誰が悪い訳じゃない。

それどころか、みんな本当に
応援してくれていたんだ。

これだけ完璧なまでに周りのみんなから
応援してもらっていたという確かな状況証拠がある以上、

誰かのせい、何かのせいにすることなんて
到底、出来る訳がなかった。

言い訳すら出来なかった。

100%悪いのは自分。

そう思うことで怒りのベクトルは
物でもなく人でもなく自分自身に向かうのがわかった。

周りを責めるどころか、それでも温かく見守って
くれている周りのみんなに申し訳ないって気持ちでいることで、

なぜか不思議と、

悔しいとか、情けないとか、腹立たしいとか、
湧き上がって来るそんなネガティブな感情たちが
僕の中で次第に向上心に変わって行くのが分かったんだ。

それまで前向きな感情こそが向上心を作り出すものと
ばかり思っていた僕は、本当はネガティブな感情こそが
向上心を生み出すのかも知れないと思えた瞬間だった。

一見すると、害に思われるネガティブな感情たちも
そのエネルギーを自分自身にぶつけることで
向上心というエネルギーに変わることを僕は知った。

大切なのは、感情というエネルギーの質じゃなく
感情をぶつける方向なんだ!!

もしもあの時
「俺は悪くない!!」と自分以外の
誰かのせい、何かのせいにしていたら

きっとネガティブな感情に支配され、
暴力や暴言に走り、罪のないたくさんの人を傷つけ
次第にやる気をなくし、いい訳だらけの毎日に
なっていたかも知れない。

次々に湧き起るネガティブな感情たちを
次々と味方にして行くことで、ネガティブな自分を
嫌いになることはなかった。

でも、そう思わせてくれたのは
周りの温かい気持ちであり、そこから
生まれた感謝の気持ちなんだと思う。

このままじゃ、終われないって。

愛と感謝という気持ちが
あの頃の僕を救ってくれたと思う。

「愛と感謝」なんて、それまでキレイ事にしか
思えていなかったセリフだったけど
こんなにまで偉大なものなんだって僕は初めて知ったんだ。

時々目にするカレンダーに書かれたそんな言葉にも
関心が持てる様になったのも、このことがきっかけだったかも知れない。


振り返ると

言い訳も出来ず、悪いのは全部自分と
思えたのは、確かに感謝の気持ちもあったと思う。

だけど、本当に大事なこと、本当に肝心なことを
自分で決めていたのが良かったんだと思った。

もしも、本当に重要なことを誰かに相談したり
本当に肝心なことを誰かに任せたりしていたら

きっと、それを言い訳にしたり、もしかしたら
それをその人のせいにしていたかも知れない。

だから、本当に大事なことは
自分で決めることが大事なんだと思う。

誰かのせい、何かのせいにしたって
何も始まらないし、何も変わらない。

大切なのはミスを認め、
その怒りを自分自身にぶつけること。

物事の上手く行かない原因を
全て自分のせいにすることで

湧き起るネガティブな感情たちは
次第に前向きなエネルギーに変わって
くれることを僕は初めて知ったんだ。

posted by Morii at 09:43| 日記