2012年11月26日

バイオグラフィーBLOG 63

無理をしない、背伸びをしない。
大きく見せない、プライドを持たない。

ただ、
今出来ることを精一杯

それを相言葉に
僕の新しい一歩は始まった。

“働こう”

まさにリスタート。

ゼロからのスタートを始めた僕は
手っ取り早く求人募集の紙を頼りに
居酒屋でバイトを始めたんだ。

3人の高校生を先輩に
4人のチームでオーダー係りを
任された僕は

仕事の仕方をいちいち先輩高校生に
聞きながら、一歩一歩前に進んで行った。

人生のリスタートを切って
初めてのバイトだからって訳ではないけど
この時の扱いの悪さは今でも忘れられない。

分からないから聞くしかない僕にとって
高校生だろうと何だろうと先輩は先輩。

ただイチイチ聞いてくんなよ!的な
高圧的な態度を取られると
こちらとしては非常に困る。

高校生相手にヘラヘラと
教えを乞う僕に

年上なんだから自分で考えろよ!
いい年して何やってんだよ!
情けねぇーヤツだなぁ〜

的な、態度を取られ

悔しいやら
腹が立つやら
情けないやらで

時々、キレそうにもなったけど
よくやく人生のリスタートを切ったのに
いきなり喧嘩してクビだなんて
どんなけ迷惑かければ気が済むんだ!?

と思い直し

これも身から出た錆。
全て自分が撒いた種なんだと思い
笑顔でグッとこらながら

あの〜
サワーの作り方の分量って
いくつでしたっけ〜
すんませ〜ん!覚えが悪くて〜

と、笑顔で教えを乞う僕は

ホント、使えねぇ〜ヤツだなぁ〜
的な扱いにもめげることなく
人生のリスタートを切ったんだ。

腹の立つこと。
思い通りに行かないことに
出会うごとに

身から出たサビサビ〜♪
自分で撒いた種種〜♪

と乗り越えて行ったんだ。

でも良く考えたら
僕が周りのみんなに与えた迷惑は
こんなものじゃなかったハズだ。

だからこんな小っちゃなことで
腹を立ててること自体、
ナンセンスなことに気づいた僕は、

むしろ高圧的な態度を取られるごとに
有難く感じられる様になって行った。

そんな日々が数か月続いたある日の夜
3人組の高校生の内の一人がそっと僕に近づき

生意気で偉そうな態度を取って
すみませんでした。

と、謝って来た。

予期せぬいきなりのことに
驚いた僕は、

急にどうしたの?

と、よくよく話を聞いてみると

俺が逆の立場だったら、年下のヤツに
こんな態度を取られたらすぐにキレるか
仕事をやめているに違いないと思うのに
あなたのいつも笑顔で元気で、
前向きな態度を見ていたら、何だか
自分が情けなく思えて来て・・・

と、謝って来たんだ。

いやいや、仕事を教えてもらっているのは
こっちの方だし、年齢は関係ないし、
別に謝る必要はないと思うけど・・・

そんなことがあってから
その高校生とは仲良くなり
優しく仕事を教えてもらえる様になったことで
僕の仕事はドンドンはかどって行った。

どんなに仕事を教えてもらっても
そこに愛情や人間関係がないと
仕事は上達しないことを僕は身を持って知ったんだ。

へい!生中4つ!
お待たせしましたっ!!

いつもの様に
威勢よく座敷にオーダーを
運んで行った僕に
運命的な出会いが待っていたんだ。

おー!!!
久しぶりー!!!!

この出会いが後の僕の人生を
よりエキサイティングなものに変え様とは
この時はまだ、知るすべもなかったんだ。





posted by Morii at 17:01| 日記